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「妊娠したいのに授からない。」
不妊症で悩むカップルはとても多く、
精神的にも経済的にも大きな負担を強いられます。
一昔前までは、
不妊の原因は女性にしかないような風潮でした。
しかし最近では男性にも
不妊の原因があることが明らかになり、
カップルで不妊治療に励む方々が少なくありません。
さて、その不妊治療なのですが
どういった治療が現在行われているのでしょうか? |
不妊の原因を検査して、排卵障害だった場合排卵誘発剤が使われます。
◆排卵誘発剤の種類
・経口排卵誘発剤
セロフェン、フェミロン、クロミッド、セクソビッド
・FSH(卵胞刺激ホルモン 注射)
フェルティノームP
・HMG(ヒト閉経ゴナドトロピン 注射)
hMG-フジ、ヒュメゴン
・HCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン:注射)
HCG持田、プロファシー
排卵誘発剤を使うと、卵巣が刺激されて卵胞を大きくしてくれます。
排卵まで促進してくれる薬です。
しかし、排卵誘発剤は副作用も抱えています。
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◆クロミッドなどの内服薬による副作用
3〜4周期以上使用すると妊娠しづらくなりますから、半年以上の使用は避けなくてはいけません。
◆HMG(FSH)、HCG療法による副作用
多胎、OHSS(卵巣過剰刺激症候群)
・PCOS(多嚢胞卵巣症候群)の方は
OHSS(卵巣過剰刺激症候群)になりやすいので、
ご自身がPCOSの体質を持っていないかどうか
チェックをしてから不妊治療に臨みましょう。
・妊娠できるということは良いことなのですが、
多胎の場合は経済的問題が出てきます。
また、妊娠中毒症のリスクも上がります。
排卵誘発剤を使用する際は、不妊について深い理解がある医師のもとで使用しましょう。
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